2012年2月24日金曜日

やっと釣りのお話・・・ その2

しかし・・・ 釣りってのは面白いもので、釣れないと悔しい訳です。
あまりにも悔しいので、毎日枕を涙で濡らす程だったのですが、泣き寝入りをしても魚は釣れません。

情報は今でこそインターネットでちょちょいのちょいって感じですけど、当時はそんな便利な物はありません。
そこで、大学の図書館に行く訳ですよ。

しかし・・・ 大学の図書館ってのは殺風景なものです。特に海外の図書館ってのは。
背表紙は黒か茶色か深緑。そこに金文字で書籍名があるのですが・・・ とにかく難解な訳です。
(そう言えば、授業で図書館の使い方ってのがありましたねぇ・・・ それも単位に入るんですから、図書館の使い方も1つの学問なんでしょうねぇ)

とりあえずは、目ぼしい本を数冊抱えて机で読み始める訳ですが・・・ はぁ・・・全くチンプンカンプン。どうやら、鱒の学術書の様です。まぁ、鱒ってのがどんな生物なのかは判りましたが、釣り方は書いてありません。(そりゃ、そうだろう)
そんな感じで数冊読んでしまいましたが、判ったのは「鱒の生態」「渓流のしくみ」「ナンパの心理学」(?)と、全くの空振りだった訳です。

釣れない理由を考えると、次に到達するのが・・・「道具」のせいにする訳です。
これでも純粋な少年の頃から、釣りはしていた訳ですから、それなりに知識はある訳です。

再び、例のマッチョなお兄さんのいるホームセンターに突撃です。

とりあえずは、竿とリールはそんなに悪い物では無かったので、道糸(ライン)と針を探します。が・・・ あるのはゴツイ、不器用専用みたいな物ばかり。
今回も勇気を出して、例のお兄さんに助言を求めようと探しすがお休みのようで、金髪のお姉ちゃんしかおりません。おそるおそる聞いてみると・・・
「あの池じゃ、釣れないわよ。」と一蹴。どうやら、季節に一時的に鱒を放流しているだけらしく、釣れるのは放流直後だけとの事。

すかさず、電話番号・・・いや、釣れる所を聞くとすぐに教えてくれました。(ついでに電話番号を聞いたのは、今でも秘密ですが・・・)
もののついでに、専門店まで教えてもらい、今までの苦労はなんだったんだろうと、再び悔し涙で枕を濡らす事になった訳です。

さてさて、次の日授業が終わると、即そのお店に行ってみます。町外れの一角にポツンとあるのですが、とにかく汚い。いや、古めかしい。
最近は客が来ていないんじゃないかと思うくらいでしたよ。

とにかく、突撃だとドアを開けてみると・・・ うん? 綺麗だ。
そうなんですよ。中は整然としていかにもアウトドアショップ!と言う雰囲気満々です。最初からここに来ればよかった。

店のオヤジに、「鱒はどこで釣れる?」と聞くと、「馬鹿野郎、魚が釣れる場所を教えたら、俺が釣れなくなるじゃねぇか」と大笑いされる始末。と、笑いながら壁を指差す訳ですが・・・
はぁ、ちゃんと地図が貼り付けてあって、どこで何がどのくらい釣れると書いてある訳です。(やるなオヤジ・・・)
それを暗記して、今度は仕掛けを探す訳ですが・・・ 「GAMAKATSU」・・・「SHIMANO」・・・ おおおお、日本の製品が沢山あるじゃないですか!
針もちゃんと売ってます。(但し、埃だらけでしたが・・・ 聞くとこんな小さい針に結べるか!とオヤジが吠えておりましたので、クルクルと外掛け結びを披露すると至って感動しておりましたね)

まぁ、ラインの太さは号数じゃなくて、ポンド表示とか、全く日本と同じって訳にはいきませんけど、とりあえずは「まとも」な物が手に入った訳です。(多分)
これで、鱒沼じゃなくて、泥沼へと進む事になった訳であります・・・

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